2007年06月04日 海外市況(06月01日)、国内市況(当日)と各種指標
Master-Trade
主要経済統計・需給報告・在庫

欧州中央銀行ECB
過去2カ月間で保有金を37トン売却したが、中央銀行金協定の現行年度末(9月26日)まで、保有金を売却する意向はないとした。
米労働省発表
5月の雇用統計で、失業率は4.5%と事前予想と同じだった。非農業部門雇用者数は15万7000人の増加で、事前予想の13万人増を上回った。平均時給は0.3%上昇で、事前予想と同じだった。
米商務省発表
4月の個人消費支出は前月比0.5%の増加で、事前予想の0.4%増を上回った。個人所得は0.1%の減少で、事前予想の0.3%増を下回った。コア個人消費支出指数は0.1%の上昇で、事前予想の0.2%上昇を下回った。
5月の米消費者信頼感指数確報値は88.3で、事前予想の88.0を上回った。米供給管理協会が発表した5月の製造業業況指数は55.0で、事前予想の54.0を上回った。
6月1日のコメックス指定倉庫在庫
金が前日比変わらずの763万3132オンス、銀も変わらずの1億3049万7159オンス。
5月31日のナイメックス指定倉庫在庫
プラチナが前日比変わらずの656枚(一枚50オンス)、パラジウムも変わらずの6375枚(一枚100オンス)
米農務省
大豆、5月24日までの週間輸出成約高は34万5300トンで、前週の8万3100トンから増加した。来年度積みの53万0600トンを加えると87万5900トンで、事前予想(20万〜110万トン)の範囲内だった。今年度累計は2879万トンで、昨年同期の2343万トンを22.9%上回った。主な成約先は、メキシコ12万7800トン、インドネシア6万9900トン、中国6万8300トン。
ブラジル海外貿易省
5月の同国大豆輸出を315万トンと発表し、4月の320万トンを下回ったが、昨年5月の290万トンを上回った。大豆粕輸出は140万トン(前月105万トン、昨年同期77万4200トン)、大豆油輸出は9600トン(前月7700トン、昨年同期4300トン)
米気象庁発表の6−10日予報(6月7日−11日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回り、雨量は平年を上回る。 
コーンベルト東部の気温は平年並み〜平年を下回り、雨量は平年を上回る。
米農務省
とうもろこし、5月24日までの週間輸出成約高は67万6100トンで、前週の65万8200トンから増加した。来年度積みの68万9500トンを加えると136万5600トンとなり、事前予想(70万〜140万トン)の上限だった。今年度累計は4948万トンで、昨年同期の4617万トンを7.2%上回った。主な成約先は、日本25万4700トン、台湾8万6100トン、コロンビア7万7500トン。

代表機関の事前予想レポート
ロイター通信
ナイジェリアの産油地帯、二ジェール・デルタでは1日、ダイナマイトや銃器を使用した武装勢力がインドネシアの化学会社、インドラマのシニアマネージャーを誘拐する事件が発生。一方で、主要石油輸出パイプラインを占拠していた抵抗勢力が立ち退いたことから、シェル社は操業を再開した。
ロイター通信
アンゴラとイラクを除く5月の石油輸出国機構(OPEC)加盟10カ国の原油生産量は日量2676万バレルと、前月を同11万バレル上回ったとのこと。OPEC加盟10カ国の生産目標は日量2580万バレル。
米テキサス州環境規制局

モティバ・エンタープライズ社は1日、同州ポートアーサー製油所(処理能力=日量28万5000バレル)のガソリン精製装置のボイラーのオーバーホールを開始した。このオーバーホールは、15日まで続く予定。
ロイター通信
ライオンデル・ケミカル社のスポークスマンは1日、テキサス州ヒューストン製油所(27万バレル)が通常に操業していることを明らかにした。
6日から主要国首脳会議(ハイリンゲム・サミット)が開催
ドイツのシュタインブリュック財務相は、サミットを前に、ヘッジファンドの監視強化を実現させたいとの考えを示している。
イリノイの一部、作柄は過去最良
乾燥していた米中西部産地の東部で最近降雨があり、生育に適した環境になっている。イリノイ中部・北部のでは「引き続き生育にすばらしい週となった。散発的な降雨と高めの気温により、6月4日までには大方のとうもろこしがひざの高さまで生長するだろう。70〜85%のとうもろこしが完璧に近い。おそらくこの時期として作柄は過去最良と言えそうだ」

海外市況


非鉄高をはやした投機買いで節目の670ドルを上回った。欧州中央銀行(ECB)は9月末まで保有金の売却を行わないとの報も支援材料に。
 立会いは流れを引き継ぎ、雇用統計発表後のドル安や原油高をはやして時間外取引の高値を上回り、673.8ドルまで切り返した。ファンド筋の買いが先行。
ECBは、過去2カ月間で保有金を37トン売却したが、中央銀行金協定の現行年度末(9月26日)まで、保有金を売却する意向はないとした。
米労働省発表の5月の雇用統計で、失業率は4.5%と事前予想と同じだった。非農業部門雇用者数は15万7000人の増加で、事前予想の13万人増を上回る。
プラチナ
金の上値追いをはやした押し目買いで切り返し、時間外取引の高値を抜いて1297.5ドルまで上昇した。節目の1300ドル目前で上昇が一服したあとは、ドル高を嫌気した売りで頭が抑えられる一方、金の上値追いや南アの鉱山スト懸念をはやした押し目買いが交錯し高値圏でもみ合った。
原油
ナイジェリアの産油地帯での供給不安が根強いことや、改質ガソリン相場が急速に買い戻されたことなどが背景となるなか、週末を前にした買い戻しを進める動きが強まった。
大豆
大豆粕の急伸が投機筋のテクニカル買いを誘い、819.00セントまで値を飛ばした。来年度は期末在庫が半減し、供給がひっ迫するとの長期見通しがはやされ、新穀11月限は一代高値を更新。
米農務省発表の週間純輸出成約高(5月24日までの一週間) 
大 豆:34万5300トン(事前予想:20万〜110万トン) 
コーン:67万6100トン(事前予想:70万〜140万トン) 
大豆粕: 8万3600トン(事前予想:5万〜12.5万トン) 
大豆油:   7600トン(事前予想:0〜1万トン) 
米農務省が発表した5月24日までの今年度累計は2879万トンで、昨年同期の2343万トンを22.9%上回った。主な成約先は、メキシコ12万7800トン、インドネシア6万9900トン、中国6万8300トン。
ブラジル海外貿易省は、5月の同国大豆輸出を315万トンと発表し、4月の320万トンを下回ったが、昨年5月の290万トンを上回った。大豆粕輸出は140万トン(前月105万トン、昨年同期77万4200トン)、大豆油輸出は9600トン(前月7700トン、昨年同期4300トン)。
コーン
6月前半の高温・乾燥予報の後退から時間外取引で下落したあと、大豆や小麦の反発をはやしてプラスに切り返したが、ブル・スプレッドの解消や大豆とのスプレッド売りが圧迫し、マイナスに転落。
米農務省発表の週間純輸出成約高(5月24日までの一週間) 
コーン: 67万6100トン(事前予想:70万〜140万トン)
小 麦:−24万8900トン(事前予想:10万〜50万トン)
米気象庁発表の6−10日予報(6月7日−11日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回り、雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年並み〜平年を下回り、雨量は平年を上回る。  
米農務省が発表した5月24日までの今年度累計は4948万トンで、昨年同期の4617万トンを7.2%上回った。主な成約先は、日本25万4700トン、台湾8万6100トン、コロンビア7万7500トン。


当日の国内市況

東京外為
主要通貨の対円での円売りに対する利食いが先行し、円の買い戻しが優勢となっている。ただ、円安は続くとの見方から下値も堅く、もみ合いの展開。

欧州中央銀行(ECB)による金準備売却一巡観測から急伸した先週末の海外高を引き継いだ。また、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場されている金ETF(上場投資信託)の現物保有残高の過去2日間の急増も心理的な買い安心感を誘ったものと考えられる。またファンド勢による決算に向けた売り一巡感もあるため、押し目買い意欲も出てきそう。
プラチナ
南アフリカの労使交渉の先行き不透明感があることが支援要因だが、金の上げ一服につられた。ただし、前回の様に先高感強く感じられない5,000円を挟んだもみ合い。
ガソリン・灯油
海外原油高などを背景に期先が上昇、その後、夜間取引の軟化などから期先は上げ幅を削ったものの、期近は小口の買いから徐々に地合いを引き締め大幅高。
市場では、「ガソリンの当限は前週末に下落しており、その修正という動きとみられる。灯油は6万円前後ということで、足元の現物価格とそう変わらないこともあり、買いに動く向きが出たようだ」との声が出ていた。
大豆
期近は一般大豆が当限急落を受け、軟化したのに続きNon―Gも当限が大引けでマイナスサイドに沈んだ。しかし2番限以降は手じまい売りが膨らむことはなかった。
米中西部産地の天気が深刻なホット&ドライ(高温乾燥)になるかは不透明だが、シカゴ、東京とも買い意欲が強い。
とうもろこし
方向性に欠ける展開「玉次第の動き。下値を積極的に売り込む向きがなく、下値は堅かった一方、上値を積極的に買い進む向きもなく、上げ幅も限られた」と指摘されている。また、「1日のシカゴ安でも下がらなかったのは、商品市場が全般的に堅調だったためではないか」との声も聞かれた。